はるの街角

カリフォルニアで子供3人と暮らす駐在妻のブログです

長い長~い夏休み

アメリカの長い夏休みがスタートしました。


6月頭から、長いところだと8月末まであります。
地域によって長さは違いますが、幸いなことに私の子供たちの通う小学校は、
7月中旬までの約1か月半。日本の小学校の夏休みに後1週間足したくらいの長さで終わります。


長いところだと2か月半の夏休み。
アメリカの子供たちは、夏休みが大好きでしょうね。
2か月半学校から離れることは、メリットもありデメリットもあり。


デメリットは、ご想像通りでしょうか。勉強離れして、新学期からの勉強に身が入らない。


メリットは、長期に旅行に行ったり、
子供たちの特技、好きなことに特化したキャンプに参加できる事。
キャンプというのは、スポーツやアート、サイエンス、レゴ、ディベート、算数、等など、
学校が主催しているものもあれば、民間のものまで、
半日から1日のカリキュラムが1週間~3週間用意されており、子供たちが選び参加できるもの。期間限定短期集中プログラムといったところでしょうか。日本でいうところの夏季講習みたいなものですね。
日本では、塾しかありませんが、アメリカでは、勉強以外にも、選べる種類が多いので、子供も楽しみながら過ごせそうですよね。


長男(10歳)は冬に、バスケットボールのキャンプに参加したことがあり、
9時から2時、月曜日~金曜日までの5日間、元NBAプレーヤーがゲストに呼ばれたり、
1日中大好きなバスケットができるので喜んで参加していました。


長女(7歳)は、アートクラスに通い9時~12時、月曜~金曜日までの5日間、
油絵、水彩画、粘土、等など毎日完成した作品を嬉しそうに持って帰っていました。


親も少しの間子供を預かってもらえることでリフレッシュができるし、
子供も特技を伸ばすことが出来るし、双方満足!と言いたいところですが、
なんでも物価の高いアメリカ。
長男のバスケットボールのキャンプで300ドル。
長女のアートクラスには、400ドル支払いました。
合計で、10万円近い出費。さすがに何週間も無理です。



今年の夏休みは、
長男は運よく、学校主催の英作文に特化したクラスに参加することが出来、
なんと参加費無料。6週間、月曜日~金曜日まで午前中参加できます。
ラッキー!(裏を返せば、長男の成績が標準に追いついておらず、補習授業といったところですが、無料なのは本当に有難い!)


長女は、学校主催のアート教室に通うことになり、
3週間、月曜日~金曜日まで午前中参加でき、500ドル。
冬の1週間400ドルに比べればまだましな方です。



日本でも塾以外の夏期カリキュラムが広がるといいですね。
音楽でもアートでも、スポーツでも、勉強以外に子供たちが活き活きと参加でき、
才能を伸ばせるような場所が用意されれば、
親も毎日子供をどこに連れて行こうかと悩む必要もないし、
学童に人が集中するのも少しは回避出来るのではないかと思っています。


長い長~い夏休み。


今日も最後まで読んで頂きありがとうございました。