こちらの学校、Teacher Appreciation Week となるものがあります。
その名も、普段お世話になっている先生に感謝する週です。
各先生の教室のドアに感謝の言葉を書いてデコレーションしたり、
先生にお花を渡したり、ギフトカードやメッセージカードを渡して、
日頃の感謝を示す日です。
「公立の小学校はともかくとして、
高い授業料を払っている次女の幼稚園の先生にもギフトカードを渡すの??」
っとしぶっておりましたが、
アメリカの学校の先生は授業で使う備品なども、自腹で用意することもあるのだとか。
先生の賃金も安いこともあって、こういった機会に先生にギフトカードを渡して、
学校で使う備品の足しにしてもらうのだとか。
ふむふむなるほど。
ウェットティッシュやホワイトボードで使うマーカーなども、寄付してください等というメールもたまに来ます。
新学年が始まるときには、寄付として〇〇〇を用意してください等と提示があったりします。
学校で使うものとして挙げられている備品を子供に持たせても、
一度すべて寄付のものとして回収され、それらを先生が子供たちに配って使うため、
子供に持たせた新品の頑丈そうな文房具が、自分の子供に行き渡るとは限らないのです。
ギフトカードは25ドルくらいと他のお母さんたちから教えてもらいました。
長男、長女、次女の先生。
サブの先生も含めて、今年は6枚のギフトカードを用意しました。
なかなか痛い出費です。
アメリカに来てから、寄付の文字をよく目にするようになりました。
自分の子供に直接還元されるわけではありませんが、
寄付を通して学校の設備が改築されたり、子供たちの安全や健康が守られる仕組みなんですね。日本では、赤い羽根募金などもありますが、学校の施設などの改築に使われるような寄付はありませんもんね。ぜひ日本にもそんな輪が広がってもらえると嬉しいなぁ。
その方が、自分の子さえよければいいという思想から、社会全体から良くしたいという意欲に代わるのでは?と勝手に思ったりします。
最後までお読みいただきありがとうございました。
TEACHER APPRECIATION WEEK
日本にも導入されると日本の先生達も報われそうですよね。