はるの街角

カリフォルニアで子供3人と暮らす駐在妻のブログです

学校の先生に感謝する日

こちらの学校、Teacher Appreciation Week となるものがあります。


その名も、普段お世話になっている先生に感謝する週です。



各先生の教室のドアに感謝の言葉を書いてデコレーションしたり、
先生にお花を渡したり、ギフトカードやメッセージカードを渡して、
日頃の感謝を示す日
です。



「公立の小学校はともかくとして、
高い授業料を払っている次女の幼稚園の先生にもギフトカードを渡すの??」
っとしぶっておりましたが、



アメリカの学校の先生は授業で使う備品なども、自腹で用意することもあるのだとか。
先生の賃金も安いこともあって、こういった機会に先生にギフトカードを渡して、
学校で使う備品の足しにしてもらう
のだとか。



ふむふむなるほど。



ウェットティッシュやホワイトボードで使うマーカーなども、寄付してください等というメールもたまに来ます。
新学年が始まるときには、寄付として〇〇〇を用意してください等と提示があったりします。


学校で使うものとして挙げられている備品を子供に持たせても、
一度すべて寄付のものとして回収され、それらを先生が子供たちに配って使うため、
子供に持たせた新品の頑丈そうな文房具が、自分の子供に行き渡るとは限らないのです。



ギフトカードは25ドルくらいと他のお母さんたちから教えてもらいました。



長男、長女、次女の先生。
サブの先生も含めて、今年は6枚のギフトカードを用意しました。
なかなか痛い出費です。




アメリカに来てから、寄付の文字をよく目にするようになりました。
自分の子供に直接還元されるわけではありませんが、
寄付を通して学校の設備が改築されたり、子供たちの安全や健康が守られる仕組みなんですね。日本では、赤い羽根募金などもありますが、学校の施設などの改築に使われるような寄付はありませんもんね。ぜひ日本にもそんな輪が広がってもらえると嬉しいなぁ。


その方が、自分の子さえよければいいという思想から、社会全体から良くしたいという意欲に代わるのでは?と勝手に思ったりします。



最後までお読みいただきありがとうございました。


TEACHER APPRECIATION WEEK 
日本にも導入されると日本の先生達も報われそうですよね。

Bargainer

現在7歳の長女が習っているテニスの先生が使っていた英語の話


このコーチ、とてもおしゃべりで子供たちと上手におしゃべりをするので、
練習がとても楽しそう。熱心に教えてくれるし、気に入って半年以上通い続けていますが、なかなか長女はこのコーチから聞かれた質問にうまく答えられません


英語だから、というのがまず第一にありますが、
学校の先生とは、もう少し上手にお話ししているのに、なぜ?と思い、疑問に思って先生の言葉を注意深く聞いていたら、
やっぱり、早口なんですね。。 おっとりしている長女はなかなかそのテンポについていけない。日本のお笑い芸人も早口ですもんね。まさにそんな感じ。




(以下会話英語)
コーチ:「来週、君たちがすきなキャンディーを持ってきてあげようか?」
子供たち:「いやー!」
コーチ:「あ、そっかチョコがいいのか」
子供たち:「ちがうちがう」
コーチ:「じゃぁ、シール?」
子供たち:「いや、違うもの!」
コーチ:「You are hardest B◎ar×▼n▽!」




私:「ん?(。´・ω・)ん? なんて?B◎ar×▼n▽ ???」





隣にいたお母さんに聞いたら、
隣のお母さん:「うん、Bargainerって言ったね。」「Bargainって、お店とかでBargainってあるじゃない?そのBargainよ。」←これも英語で。


家にかえって調べると、Bargainerって交渉人っていう意味があるんですね。
そして、英語でバーゲンセールのことは、SaleでBargainは特価品のことをいうことを知りました。



まだまだ聞き取れない表現が沢山ある中で、長女も頑張っているのだなぁと思い、
「ちゃんとコーチとお話ししないと駄目じゃない!」と長女にダメ出ししていた自分を反省し、「分からないながらもその環境で楽しく過ごせているのであれば、長女が自ら自分で話し出せるようになるまでグッと我慢して待ってみようと」と思い直しました。


頑張れ!長女!!


最後までお読みいただきありがとうございました。


いつかこのブログで長女がテニスのコーチと上手にお話しできるようになったエピソードをかけると母は嬉しいな。

バイリンガル1日にしてならず

「バイリンガル1日にしてならず。」


↑私が考え付いた表現ではありません。


国際結婚をされてカリフォルニアに10年ほど住んでいる友人が、
私が子供の英語力がそれほど伸びないことに悩んでいるたび、かけてくれる言葉です。



カリフォルニアに引っ越してくる1年前、思ってました、こんなこと↓
「アメリカに来れば、子供なんてすぐに英語を覚えて自然と話すようになる。」



このころは知らなかったんですね。
現地に住む日本人の子供たち、そして親御さんの努力を。
そして、流暢に話すようになりだすには、それなりに時間の経過が必要なことを。


日本で知り合った帰国子女の方々、皆英語が堪能で、
私が勤めていた外資系企業でも、それはそれは皆さま活躍されていました。
堪能な英語を使って、世界を渡り歩いておりました。
その頃も思っていました。「いいなぁ。子供のころに英語圏に住んでいて。」っと。


このころは知らなかったんですね。。。
現地に住む日本人の子供たち、そして親御さんの努力を。
家庭教師を付けたり、家族ぐるみでアメリカ人と仲良くなろうと頑張る親御さん、
そして、英語で挨拶さえろくにできない子供が、社会の教科書を英語で読む絶望的な試練を。



カリフォルニアに来て、2,3か月たったころ、気づきました。
「自然に英語なんて身につくはずがない!!!」
「いつまでたっても、英語はなさないじゃん!!!うちの子!!!!」



このころは知らなかったんですね。
時間の経過が、もっともっと必要なことを。
親子の努力が、もっともっと必要なことを。。



これから駐在されるご家族様。
子供は、勝手に英語を話しだしたりしません。
アメリカに来たからと言って、すぐに英語の通訳ができるほどにはなりません。
「バイリンガル、1日にしてならず!!!!」です。


最後までお読みいただき、ありがとうございました。


いつか、このブログで子供の成長した英語力を掲載できることを母は楽しみにしています。