はるの街角

カリフォルニアで子供3人と暮らす駐在妻のブログです

こうやって子育てすればよかったのね

カリフォルニアで3人育児をしている私です。
最近、よく思います。


「あー、こうやって子育てしてくればよかったのね。」っと。



末っ子の次女(4歳)は、どこでも可愛がられる性格で、得をしていると思います。
日本の保育園でも、アメリカの保育園でも、今の公立の幼稚園でも、
とても先生に愛されて、可愛がられて、周りの人に育ててもらっています。
私もあまり強制したり、怒ったりすることなく、すくすく育ってくれています。



思い返すのは、現在11歳の長男が小さかったころ。
余裕もなかった新米ママの私は、
【〇才までに絶対音感!】、【〇才までに水泳!】等、教育雑誌を鵜呑みにし、
3歳からピアノや水泳をやらせてたっけなー。
お友達とのトラブルがあれば、「こうしなきゃだめ!」「人の迷惑になったらだめ!」っと強く怒っていたっけ。肩に力が入った子育てをしてきました。


そのおかげで、水泳は選手コースまで進んだし、ピアノも難解な曲も弾けるようになり、
今では、バスケットやバイオリンの上達に大いに貢献しているのも事実なのだけれど。



何が良くなかったかというと、
「待つ」姿勢が私にはなかったのかなぁと振り返ります。




そんな風に思うのも☟こんな出来事があったからなんです。




上の二人は、ベビースイミングから始めたおかげか、顔を水につけることに抵抗が無く育ってくれていたので、末っ子の水を怖がる様子に、どうしたものかと頭を悩ませていました。



無理に頑張らせる余力も私にはなく、←(3人目あるあるです。)
適当にプールで遊ばせていたら、つい先日、自ら顔を水につけだした!
最初は恐る恐る。
鼻まで、つけてみる。


そして、目まで。


最後には、ゴーグルをつけて、私と水中で手をつなぐまでに!
これ、1日の出来事です。


1日で、ビッグジャンプ(大きな飛躍)!!!!



私も、一緒にいた8歳の長女も、びっくり仰天!
「おーー!!すごいすごい!!よく頑張ったね!!!!」と褒めまくり。


本人も、自信がついてきたようで、
毎日「プールに行きたい!」っとせがんでくるようになりました。



幼稚園の先生にも、プールプールと話しているんだそうです。
こうやって、子供って自分で成長していくんですね。



もしこれが、長男だったらどうしてたんだろう。
1から10まで顔を付けるステップを説明して、
「ママもやってみるから一緒に頑張ろう」なんて励ましと言う名の強制をして、
出来なかったら、なんで出来ないのかを本人に問い詰め、
毎日プールに行こうと、私が誘い、
私も、彼が水に顔を付けることに必死になり、彼を追い詰めてしまっていたのかも。



↑あくまでも、例なので、
実際には、長男は水が大好きで、気づけば顔を付けて泳いでいたのですが、
他の場面では、きっとこうやって、私が引っ張って引っ張って、腰に縄を結び付けて、
一生懸命私が彼を前に進ませようとしていたのかなぁ、なんて。


末っ子の次女は、自分の気が向いたときに、挑戦と失敗を繰り返す。
周りをお手本にしながら勝手に成長していってくれている気がする。


本当は、1人目の時から、親のスタンスは見守る。でよかったのかも。
この言葉も何度も育児本でも目にしたけれど、見守ると放置の違いが分からずなやんだっけな。


子育ての極意は子供を信じて見守ること。
っと、やっと3人目の育児をしながら、感じる今日この頃です。


なかなか難しいが、実践していこう!( `ー´)ノ




さて、末っ子の次女(4歳)は、上二人にはない面白いところがあります。


お兄ちゃんお姉ちゃんが怖がって近づこうとしなかった親戚のおじさんや、
長男のバスケの監督にも、自ら近寄って挨拶しに行く。
二人とも一見強面で、子供は近寄っていかなさそうなんだけど、、、
不思議に思い、聞いてみました。


私:「どうして、二人が好きなの?」っと聞くと。


次女:「だって二人とも髪の毛がないんだもん!!」


だそうです。



確かに、二人ともスキンヘッドだけれども、
スキンヘッドが、どうして好きなんだ? (*´ω`)



ちょっとかわった面白い末っ子4歳です。
でも、私に大切な子育ての極意を教えてくれています。(*'▽')