はるの街角

カリフォルニアで子供3人と暮らす駐在妻のブログです

おもかげ

カリフォルニアで3人育児をしている私です。
駐在妻、2年目です。


アメリカに来てからの生活の変化と言えば、
【暇な時間に、とりあえずテレビを付けること】を辞めたことでしょうか。


アメリカに居ても、日本のテレビ番組を見る方法はいくらでもあるようですが、
日本のテレビを見せると、子供の英語力が育たなくなると思い、導入していません。


英語が分からなくても、
とりあえず、英語のアニメ(Desney)を見せること約1年。
「あー、最近、物語の内容が分かってきたわぁ。」っとつぶやくようになってきました。
英語のアニメを見せることで、英語の口語表現も自然と身についてきているように思います。



さて、話はそれましたが、
日本のテレビを見れない環境は、私にもいい影響?を及ぼしてくれており、
ぼーっとテレビを眺めることがなくなり、読書の時間が増えました。
そして、現地の図書館にも日本語の本が沢山置いてあり、しかも、日本の図書館よりも話題作が沢山あるため、本を読む時間が増えました。



1年間で様々な本と出合いましたが、
最近読んだ、「おもかげ」浅田次郎は、出合えてよかったと思える本でした。
出会えてよかったと思えるお友達もたくさん出来、友達のおかげで沢山楽しい思いをさせてもらっていますが、本も生活を充実したものにしてくれています。


読書感想文を書くのは苦手なので、良い表現が思い浮かびませんが、
私に、エールを送ってくれる作品でした。
登場人物がみな、それぞれに魅力があり、各々の境遇にも懸命に生き抜いてきており、
最後の結末も、いろんな謎がスルスルと解かれて良い余韻を残してくれる物語でした。



この物語を通して改めて、
命のバトンを引き継ぎ、子供の成長を楽しく見守れる毎日に感謝する事が出来ました。