はるの街角

カリフォルニアで子供3人と暮らす駐在妻のブログです

バイリンガル1日にしてならず

「バイリンガル1日にしてならず。」


↑私が考え付いた表現ではありません。


国際結婚をされてカリフォルニアに10年ほど住んでいる友人が、
私が子供の英語力がそれほど伸びないことに悩んでいるたび、かけてくれる言葉です。



カリフォルニアに引っ越してくる1年前、思ってました、こんなこと↓
「アメリカに来れば、子供なんてすぐに英語を覚えて自然と話すようになる。」



このころは知らなかったんですね。
現地に住む日本人の子供たち、そして親御さんの努力を。
そして、流暢に話すようになりだすには、それなりに時間の経過が必要なことを。


日本で知り合った帰国子女の方々、皆英語が堪能で、
私が勤めていた外資系企業でも、それはそれは皆さま活躍されていました。
堪能な英語を使って、世界を渡り歩いておりました。
その頃も思っていました。「いいなぁ。子供のころに英語圏に住んでいて。」っと。


このころは知らなかったんですね。。。
現地に住む日本人の子供たち、そして親御さんの努力を。
家庭教師を付けたり、家族ぐるみでアメリカ人と仲良くなろうと頑張る親御さん、
そして、英語で挨拶さえろくにできない子供が、社会の教科書を英語で読む絶望的な試練を。



カリフォルニアに来て、2,3か月たったころ、気づきました。
「自然に英語なんて身につくはずがない!!!」
「いつまでたっても、英語はなさないじゃん!!!うちの子!!!!」



このころは知らなかったんですね。
時間の経過が、もっともっと必要なことを。
親子の努力が、もっともっと必要なことを。。



これから駐在されるご家族様。
子供は、勝手に英語を話しだしたりしません。
アメリカに来たからと言って、すぐに英語の通訳ができるほどにはなりません。
「バイリンガル、1日にしてならず!!!!」です。


最後までお読みいただき、ありがとうございました。


いつか、このブログで子供の成長した英語力を掲載できることを母は楽しみにしています。