小学校②
アメリカの小学校の過ごし方についてご紹介します。
<小学2年生編>
①空腹に耐える時間がない。
アメリカの小学生、10時ごろにおやつ休憩があります。
食堂で購入してもいいし、家からも持ってきてもOK。
おやつを食べずに遊んで過ごすことも、もちろんできます。
②授業に集中できなくなってきたら、先生が映像を流す。
全てのクラスがしているわけではありませんが、
先生によっては、ON, OFFを切り替えるために、
映像(例えば、ミニオンが踊っている映像や、先生の好きな音楽のYoutube)を流しています。
子供たちは変顔したり、ワーキャー言いながら、その場でバタバタと手足を動かしてガチャガチャしています。5分ほどたてば、また元の授業に。
③給食は自由に選べる。残してもいい。最初から食べないものはシェアボックスへ
学校はあくまでも勉強をしに行くところ。しつけや食育は家庭で行うものらしい。
嫌いな食材と格闘する必要もないし、食べ残しがあるからと言って居残りさせられることもない。
④音読は少人数のグループで
ネイティブの中でも、読解力には差がある子供たち。
クラスでレベル別にグループ分けされ、そのグループのレベルに合った本を、
先生と一緒に音読する。
順番待ちしているグループの子供たちは、各自与えられたパソコンで自習をする。
⑤同じ学年でもクラスによって、授業のレベルに差があって当たり前
使う教材(教科書)は同じでも、先生によって進め方も教え方もまったく異なる。
課題として出すレベルも、宿題のレベルも、各クラスで異なる。
ご褒美のMovie Day(映画を見る時間)が多いクラスもあれば、
算数の難しい問題をたくさん解かしているクラスもある。
チャレンジしたい子には、難しい問題を与え、
時間をかける必要がある子には、サポートの先生を付けて、分かりやすい問題を与える。
アメリカの平等とは、その子の能力に応じた課題を与えることであり、
日本のように、全員が同じ足並みで歩んでいくことではなさそう。
(↑これは個人的見解)
※これらは、私が見たこと、子供から聞いたことで、私が日本とは違うなぁと感じた事柄です。
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