はるの街角

カリフォルニアで子供3人と暮らす駐在妻のブログです

渡米直後のトラブル① パート2

このお話は、タイトル[渡米直後のトラブル① パート1]からの続きのお話です。



盗難車(私たちの車)からガレージのキーを見つけた犯人が、
今にもガレージを開けて空き巣に入ってくるのではないかという恐怖に怯えながら、
旦那からの連絡を待っている間。


(↓以下、記憶を遡って冷静になろうとする私の独り言)


私:「ん? 待てよ。昨日の夜、そういえば、いつもと違う物音が1階でしてたんだっけ。
怖くて怖くてたまらなかったけど、外からの物音かもしれないし、旦那が不在の深夜に一人で1階に降りて、ばったり鉢合わせた筋肉マッチョな空き巣犯と、一人で戦えるわけがないし、ここは、寝たふり作戦だ!
アメリカンな強盗犯と正面から戦ったって、勝ち目はない。相手は銃を持っているかもしれない。ここはアメリカだ!もう侵入されたのであれば、仕方ない。『寝たふりだ!寝たふり。』っと、なんとかやり過ごそうと何度も思いながら、寝付こうとしたんだっけ。何度も『早く眠りに落ちて、朝になれ!』と祈っていたんだっけ。」


私:「あの時の物音はいったい何だったんだろうか?」

私:「あー、あの時、家に侵入することをあきらめた犯人が、車を盗んで行ったのだろうか

?」




停めたはずの車が消えているというパニックから、昨日の夜の出来事さえ、思い出せていなかった。


朝起きてみると結局侵入された形跡はなく、目の下のクマと疲労感だけを抱えて、
「子供たちには恐怖心を与えたくない。」っと、いつもと同じ朝を装って、見送ってきたんだっけ。




私:「ということは、待てよ?朝、玄関を開けた時点ですでに車は無くなっていたのか?」


さらに記憶を辿っていく、


私:「あー、あ、そうだった。朝、玄関を開けたときに、普段目にしない白のSUVが家の前に停まってたんだ。」
私:「ナンバープレートも付いてない車で、なんか怪しいなと思ってじろじろ見ていたら、運転席の男の人と目が合ったんだった。」


私:「え?もしかしたら、あの男の人が車を盗難した犯人か??????('Д')」


こういう時は、身の回りに起きた出来事がすべて盗難された車と関連して見えてしまうものなのですね。


結局、白のSUVに気を取られていて、旦那の車が玄関を開ける時点で無くなっていたのか、それともまだそこにあったのかは思い出すことが出来ず。


いつの時点で車が消えたのかを自分の記憶から推測することも出来ずに。


私:「どうか、どうか、夢でありますように!
私:「なにかの間違えでありますように!!!


祈りながら、旦那からの連絡をさらに待つことになるのでした。


(パート3へ続く。)