はるの街角

カリフォルニアで子供3人と暮らす駐在妻のブログです

漢字の学習

渡米後、約1年半が経ちました。


子供たちが英語を話し出すのは、いつだろうかと焦っていた時期が懐かしく思えてきました。


アメリカに来て半年たっても、英語を話さないし、
英語を話すお友達とも交流をしようとしないし、
親の私が焦って英語を教えて、宿題に付き合い、
色々と気苦労がありました。


1年半が経過し、
ようやく授業も問題なくついていけるようになり、
英語での宿題も自分たちで何とか出来るようになってきました。



そして、迎えた今日の悩みはというと・・・


長女(3年生)の漢字の学習。
普段の生活で目にすることなないから、気持ちが乗らないようで。
いつも補習校の宿題をためてしまっている状態です。
前日に慌てて一夜漬け。


漢字ドリルもあまり口うるさく言わずに、
子供の思いついた例文を書かせるようにしています。
(なんとか終わらせることが目標です。)



先日、子供の書いた漢字ドリルを採点していたら、
こんな例文を書いていました。
ちなみに、その時習った漢字は、”国”。


「日本はね、国じゃなくて島なんだよ。」



なるほど、なるほど。


この広大なアメリカに住んでいたら、
確かに日本は国という感覚よりも、島になるのか?
日本は国だし、島だし、
島国なんだということを伝えなければいけないですね。

アメリカ人 いったいいくら所得があるの?

物価高のアメリカ、皆どんな生活をしているのだろう・・・、
と感じる瞬間が多々あります。



駐車場に、左から、テスラ、テスラ、ベンツ、ポルシェ、ベンツ、トヨタ
と並んでいる光景を見たとき。


英語のクラスで、ポルシェの発音について話題に上がったときの、
生徒の真剣なまなざしを見たとき。


アメリカは、今、
中間層が減って、富裕層、貧困層の差が激しくなっているようですね。
貧困損は1971年に25%だったのに対し、2021年は29%、
富裕層は1971年に14%だったのに対し、2021年は21%。


これを読んで、ふむふむ、なるほど、格差が大きくなっているのね、と納得した一方、
中間層とはどのくらいの層をさすのか?と疑問に思ってさらに読み進めると、


書いてありました、中間層に含まれる層の最低収入が。
(4人家族の年間収入)


New York: $81,396
Arizona: $57,964
California: $69,064


ニューヨーク、今の円安で換算すると恐ろしい金額。
4人家族でニューヨークに住み、
中間層に位置する存在とは、年収1200万が最低ラインとは。
さらにこれを上回る富裕層が21%も存在すれば、
物価高なのも納得できる。


比較的裕福な人が、アメリカに移住してきている背景も、
物価を上げている一因にもなるのかな~。


99は覚えません

アメリカの小学校で掛け算は覚えません。


0~10の位までの掛け算のテストはあります。
子供たち、何度も声に出して、 
フォー タイムス ファイブ トゥエンティ!
なんてやっていますが、日本の様に音楽のようにリズムかるに覚えることはしません。
だから、アメリカの子供たち、計算はとにかく遅いんです。


今日は3年生の教室にボランティアに入って、子供たちの掛け算のテストを手伝いましたが、すらすらと言える子、まったく覚えていない子。手を使って数える子。などなどレベルはそれぞれ。


長男が日本で2年生の時に掛け算を覚えたときは、
毎日教室で音楽を楽しむように口ずさみ、
家でそれほど頑張らなくても、自然と出来るようになりました。


日本語特有の、4を”よん”と言ったり、”し”と発音したりするからこそなせる業。


日本語って、ひらがな、カタカナ、漢字、読み方も色々だし、
英語が分かるようになってきた子供たちには、
日本語を学ぶことはとてもしんどい様子。



それでも、この複雑な日本語のおかげで、算数が得意な子供を沢山生み出しているんですね。



日本人は算数に強い!
国力が弱まっても、算数の分野では先進国でずっとあり続けられるような気がします。
頑張れ!日本の子供たち!