はるの街角

カリフォルニアで子供3人と暮らす駐在妻のブログです

とにかく物価の高いアメリカ

物価上昇が止まりません。


子供の習い事や、食べ物、私たちがアメリカに来た1年前と比べても、
10%くらいじわじわと値上げされている気がする。


一番の値上げは、家の値段か。


私が住む南カリフォルニアのエリアは治安が良く、環境も良い。
ロサンゼルスまで車で1時間強ということもあり、人気の街だ。


開発当時、今から30年ほど前、建設された家の値段は4000万円台。
それが、今築30年越えで、1億2000万円くらいする。
なんてこった!
アメリカに永住を決意した人も、これでは家が買えぬ。永住できぬ。
近隣の比較的物価の落ち着いた街に引っ越す人も多いよう。


そう、家を所有していない賃貸層も、
家主から毎年、200~300㌦ほどの家賃の値上げを要求されているらしい。
この額、毎月の額であり、日本円にすると毎月の家賃が去年と比較して、3万~4万の値上げとなる。ただでさえ家賃の高いこの地域で毎年これだけの額の値上げを要求されれば、
他の街への引っ越しを考える人もそりゃぁ、多いだろう。


お金に裕福な人が、環境の良い街に住める。
ますます格差が拡大して、これから先、どうなるのだろうか。


駐在員としての補助に助けられて今の生活があるけれど、
決して悠々自適な生活ではなく、
食費を節約、外食はめったにしない。
最近やっと、日本円に換算せずにものを買えるようになったけれど、
来た頃は、1本800円近くする牛乳に躊躇したものだ。


節約生活ばかりしていても気分が滅入るだけ。
今日は思い切って、サーモンのすし8貫入ったお惣菜を買った。
サーモン8貫で16㌦。円に換算すると2400円。おー!恐ろしい。
それでも、子供に見せると目を輝かせて、すぐに完食!


宿題の多さに元気のない様子だったので、
これで少しはパワーが出たかな?
美味しいものを食べなければ元気も出ない!!


節約ばかり言ってないで、美味しいものを沢山子供に食べさせてあげたいものです!
2億越えする家は買うことは出来ないので、この街に永住することは出来ないけれど、
美味しいものを食べて幸せに過ごして行きたいと思う今日この頃です。

かくれんぼ

子供たちを公園で遊ばせているとき、
ふと、座りたくなって、携帯を用事もないのにみてベンチで過ごすことがあります。


体力が落ちていて、座る場所を見つけるとすぐに座りたくなる。




でも、昨日は少しウォーキングしたり、ストレッチすることにしました。



「ママ、ちょっと歩いてるからね。」



っと子供に声をかけ、子供の遊んでいる様子を見ながらウォーキング。




暑いんだけど、気分良く過ごせて、
「ママ、一緒にHide and Seek(かくれんぼ) しようよ!」 子供からの誘いにも、
「良いよ~」っと参加出来た。


子供って、同じところに何度も隠れるし、
こちらが見えてないとでも思っているのか、
顔を覗かせては、そっと隠れる。


可愛いからついつい私も見えているのに見えぬふり。


「えー!?隠れるの上手!」って褒めていたら、エンドレスにかくれんぼ。



「お兄ちゃんのお迎えもあるし、後1回ね。」なんて言って、
ようやく終わったかくれんぼ。


隠れる場所、2か所の滑り台の中しかなかったのに、よくここまで続いたね。
1時間、かくれんぼ。


「楽しかったねー。」と車の中で子供たち。
ママも、「うん、楽しませてもらったよ。」


私が一人で公園行っても、こんなに楽しめないもんね。
子供に楽しませてもらった夕方の一コマでした。

おもかげ

カリフォルニアで3人育児をしている私です。
駐在妻、2年目です。


アメリカに来てからの生活の変化と言えば、
【暇な時間に、とりあえずテレビを付けること】を辞めたことでしょうか。


アメリカに居ても、日本のテレビ番組を見る方法はいくらでもあるようですが、
日本のテレビを見せると、子供の英語力が育たなくなると思い、導入していません。


英語が分からなくても、
とりあえず、英語のアニメ(Desney)を見せること約1年。
「あー、最近、物語の内容が分かってきたわぁ。」っとつぶやくようになってきました。
英語のアニメを見せることで、英語の口語表現も自然と身についてきているように思います。



さて、話はそれましたが、
日本のテレビを見れない環境は、私にもいい影響?を及ぼしてくれており、
ぼーっとテレビを眺めることがなくなり、読書の時間が増えました。
そして、現地の図書館にも日本語の本が沢山置いてあり、しかも、日本の図書館よりも話題作が沢山あるため、本を読む時間が増えました。



1年間で様々な本と出合いましたが、
最近読んだ、「おもかげ」浅田次郎は、出合えてよかったと思える本でした。
出会えてよかったと思えるお友達もたくさん出来、友達のおかげで沢山楽しい思いをさせてもらっていますが、本も生活を充実したものにしてくれています。


読書感想文を書くのは苦手なので、良い表現が思い浮かびませんが、
私に、エールを送ってくれる作品でした。
登場人物がみな、それぞれに魅力があり、各々の境遇にも懸命に生き抜いてきており、
最後の結末も、いろんな謎がスルスルと解かれて良い余韻を残してくれる物語でした。



この物語を通して改めて、
命のバトンを引き継ぎ、子供の成長を楽しく見守れる毎日に感謝する事が出来ました。