はるの街角

カリフォルニアで子供3人と暮らす駐在妻のブログです

I'm a miracle.

現地校2年の長女が書いた詩を紹介します。


  I am
I am a miracle.
I like my family.
I am hungry as a bear.
I worry about war.
I love valentine's day.
I want cats.
I enjoy art.
I hope today is a good day.
I am excited about going back to Japan.
I am sad about my friend that is far away.
I go to knotts berry farm.
I AM A MIRACLE!



I am a miracleで始まる文章。
最後まで「私」が主語で、自分はどんな人かを表現している。
謙遜することなく、堂々と、私は素晴らしい!を貫く。
自尊心を育む教育なんだなぁ、と改めて感じました。



   White
White is Japan flagpaper, and soft clouds.
White tastes like mashmarow.
White smells like milk.
White feels soft.
White looks like scary ghosts.
White makes me relax.
White is agreat color!


自分の好きなカラーを選んで、各々が詩を作っていました。
その色が放つ感覚をうまくつかんで表現出来ていて、おもしろい。
白のにおいって、長女にとってはミルクなんですね。
私にとっては、綿菓子のにおいかなぁ。
白を色として選んだ長女の感覚も面白い。
長女にとってのキャンバスは白以外なのかなぁ。

It's a beautiful day

次女は現在現地校の2年生ですが、親のお迎えなしに学校から帰ることが出来ません。


アメリカの小学校の決まりとして、2年生までは親がクラスドアまで送り迎えをしなければいけません。



小学校の解散時間、とても早くて2年生は、2時。
水曜日は早帰りの日で、1時5分。


8時5分に送ってから、家のことをあれこれ片付けたら、あっという間にお迎えの時間。
こんなライフスタイルだから、私も暇になることなくアメリカでの生活を楽しめているわけですが。真昼間の紫外線が一番多い時間帯に毎日歩いてお迎え。


「今日は寒いなぁ。」「暑いなぁ」
と、毎日の天気の変化を肌で感じながら、お迎えしています。



今日は、とても良い天気。


学校のドアから出てくる先生達も
「Beautiful day!」と言いながら、会話を続けていました。



青い空とやしの木、
爽やかな風が肌を撫で、
そして、松の木の上でリスが松ぼっくりを食べ、
リスが雑木林から現れては隠れ、
子供たちが元気に笑顔で学校のドアから親の元にかけよる。


いつも繰り返される毎日ですが、


It is a really beautiful day.



今日もお読みいただきありがとうございました。

Happy Friday

今日は、Happy Friday ではありませんが、
アメリカと日本のHappy Fridayの違いについて書きたいと思います。



日本では、週の終わりの金曜日には、他の曜日よりも沢山の宿題が出ていました。
その背景には、「土日、十分に時間があるからいつもより多くの課題がこなせるよね。」という思惑があります。
しかし、嫌な事は後回しにするのが子供。
日曜日の晩に、大量の宿題を前に、「あー、明日学校行きたくないなぁ。この宿題どうしよう。。。」っとなるのです。



アメリカは、その名のお通り、幸せな金曜日。
つまり、宿題が出ない金曜日なのです。
週末は家族や友人とハイキングやBBQ、イベント等に参加して楽しく過ごすためにあるもの。
そして、Happy Friday は学校でも遊びの時間が用意されています。
その時間は、ボードゲーム(チェス、人生ゲーム)等をしてもいいし、校庭に出て友達とバスケットをしたり、サッカーをしてもいいのです。
普段の曜日よりも自由な時間が多く設けられているのです。
平日頑張った自分へのご褒美が沢山用意されているんですね。



どちらが良いのかということではなく、こんなにも違う幼少期の教育。


アメリカの小学生も、習い事や家庭学習も多くしていると聞きます。
宿題がないと言っても、家庭内でしっかり勉強している子と、そうでない子では学力に差が生まれるのは、日本と同じこと。



ここからは私のぼやきとなりますが、
日本人って、漢字を学ぶために、膨大な時間を消費してしまいますよね。
仕方のないことですが、英語で飛行機は、Airplan。
それだけで終わるのに、日本語では、飛行機という文字を書けるようになるのに、どれだけの時間と労力が必要とするのか。
その字を覚えるために脳の訓練がなされて、ニュートンの働きもよくなるのかもしれませんが、その時間を友達と遊ぶために使わせてあげたいなぁ。と思うのは私だけでしょうか。



Happy Friday



この日だけは、宿題から解放される子供にとっての幸福な一日。
日本にも導入されるといいですね。



そんなことをしたら、先生サボってますか?と袋叩きにされてしまうのでしょうか。




現在6年生の長男。
日本語補習校の宿題が多くなったと不満気に宿題と向き合っています。
半ばやっつけ作業です。
ほとんどの時間を漢字の書き方、意味を調べることに費やしています。
そしてきれいな字を書くことにも、時間が必要。
現地校の英語の宿題にも時間がかかる中、自由時間を削って、必死にこなしている姿を見て、頑張っているねと応援したい一方で、もっとお友達と遊ぶ時間を増やしてあげたいなぁと切なくなるのです。



そういえば、お友達の通われている別のアメリカの学校。
普段から宿題は全くでないそうです。自分で必要となる課題を見つけ、努力してほしいという意図があるようです。


宿題が出され、それをサポートすることで、親は今学習している内容を知ることができるので、完全に宿題がない・・・というのもそれはそれで親は困ってしまいますね。



Happy Friday


家庭内でも導入してあげようかなぁと一瞬思いましたが、
他の曜日にしわ寄せが来て逆にかわいそうな結果になるのかぁ、
(次女の補習校は土曜日で、その前日の金曜日に課題をしないとなると木曜日までに終わらせることになるのかぁ、現実的に難しそうだ)と思い直しました。



最後までお読みいただきありがとうございました。
家庭内でも、勉強なし Happy Friday を導入したら、その結果を書けると良いなあと思っています。